自分ツイートや前回の記事にもしていますが、自分が以前勤めていた会社は俗に言う「ブラック企業」でした。
今だから言える事ですが、辞める直前まで「ブラック企業」という自覚が全くありませんでした。
そんな自分が思う、ブラック企業に働いていた時に「なぜ気付けなかったのか」「早く気づくためにどうすべきだったのか」について書いてみたいと思います。
ちなみに1社目と2社目の実態については以下にリンクを載せておきます
この記事で言うブラック企業の定義
今回の記事で言う「ブラック企業」は以下の感じになります
- 給料が安すぎる
- 上司がクソ
- ハラスメントが横行している
- 長時間労働させる
- 強制イベントが多い
- 有休など休みが取れない
- 残業代が付かない
- 体調不良でも働かせる
なぜブラック企業と気づけなかったのか?
フィルター越しに会社を見ていた
自分含め、ブラック企業にハマってしまう人の大半は”1社目”であるケースが多いです。
なぜ気づかなかったのか?自分なりに考えると
「良い会社」というフィルター越しに出来事を見ているからと思いました。
学生時代の就活に苦労して入った会社を「自分を雇ってくれた良い会社」と思う方が多いです。
内定を貰い入社前から「この会社ヤバい会社だろうな・・・」と思う人少ないと思います。
少なくても自分の場合は「自分を雇ってくれた良い会社」と思っていました。
この「良い会社」というフィルター越しに1つ1つの出来事、言葉に触れた場合
客観的に「おかしい」事が「おかしいと思わない」事が多いです。
具体例をあげます
付き合っている恋人と喧嘩して暴力を出された場合
- 喧嘩すると気が荒くなる一面を持つ恋人
- 喧嘩すると暴力を出すヤバい人
この2つの捉え方が実際にあると思います。
「いい人」というフィルター越しに恋人を見た場合「1」のような捉え方になると思います。
客観的に見れば「ヤバい人」になるはずです。
喧嘩したら暴力出してくる人とはすぐに別れよう
自分の過去の「有給が使えない」という事象に対して、以下の感じでした。
- 自分:有給が使えないっていう一面もある会社
- 周りの声:有給すら使えないヤバイ会社
なのでこの「良い会社」というフィルターを外し物事を客観的に見る、と言うのがとても重要になります。
これがブラック企業と気づけなかった大きな要因と思います。
判断基準が無く「おかしい」と思わない
新社会人だと判断基準が存在しないです。それは判断する際の事例が少ないからです。
自分の過去の「有給が使えない」という事象に対して、以下の解釈になると思います。
- この会社しか知らなければ「普通」
- 有給が使える会社を知っていれば「異常」
この事から、色んな会社の実態に触れて、判断基準を持つ事がとても重要だと思っています。
ただ「どうやって他の会社の実態に触れるのか?」という事についてですが
会社外の人とコミュニケーションを取るこれに尽きます。
社会人になると「人間関係が会社の人のみ」になりがちです。特にブラックな会社に入った場合は高確率でなります。
学生時代の友人、趣味で知り合った人など・・・常日頃から色んな人とコミュニケーションを取り、色んな価値観や社会観を知る
“少しずつでも会社を客観視できるようにする”ことが大事だと思います。
これもブラック企業と気づけなかった大きな要因と思います。
徹夜してでもゲーセン行って遊んだことが役に立つとは思わなった
会社の人と過ごしている時間が長すぎた
前回の記事などにも書いていますが、休日が少なく残業が多かっため、会社の人と過ごす時間が長かったです。
過ごす時間が長いという事は他人からの影響を受けやすいです。
例としてあげると
- 「人の悪口を言い続ける人たち」が周りにいると、自分も徐々にそうなります。
- 「貪欲に成長しようと頑張る人たち」が周りにいると、自分も徐々にそうなります。
上記の感じで「長時間労働」「有給が使えない」が普通の人の近くに居続けると
「長時間労働は普通、有給が使えない事は普通」という考え方に染まっていきます(自分がそうでした)
自分はもっと会社外の人との時間を大事にすべきだったと思います。
とは言え、仕事以外に謎の強制参加イベントが多い会社でもありました。
仕事+イベントなので”会社外の人との時間を作るのが難しかった”というのもありました。
仕事時間外の強制参加イベント、、今思うとパワーワード
早く気づくためにどうすべきだったか?
周りからの言葉をもっと素直に聞くだった
休日がとても少なく、友達からの誘いは断る事が多かったです。
- 「誘った時高確率で仕事だけどその会社大丈夫か?」
- 「有給使えないってヤバく無いか?」
- 「そこ早く辞めた方がいいんじゃない?」
この2つの言葉はずーと言われ続けてましたが、特に気にしてませんでした。
自分の中で「普通」と思い「良い会社」フィルター越しに物事をとらえてたからです。
1,2人では無く何人からも言われてた言葉でもありました。
周りからの言葉を意識して、もっと早く自分自身の環境を疑うべきだったと思います。
マジであれを普通だと思ってたオレはアホだと思う
1つ1つの事象が異常だともっと疑うべきだった
「有給が使えない」、「体調不良でも働かないといけない」などに対してもっと疑い深く見るべきだったと思います。
友達との会話の中で「明日有給取ったから○○する」などの会話に対して・・
自分の頭の中では「???」という感じで話についていけなかったのが実情です。
「おかしいなぁ」と違和感は感じていたのですが、当時は会社の人から言われるがままに信じていました。
1つ1つの違和感をもっと疑い深く見るべきだったと思います。
心の痛みを大事に
副業など稼ぐ手段を持っておくべきだった
会社を辞めたいけど辞めれない人の多い理由に「金銭的理由」が多いと思います。
これは誰でもあると思いますし、自分も辞めずに続けた理由の1つが金銭的な理由です。
会社のみの収入の場合、会社を辞めると同時に収入は無くなり、生活に困ります。
副業などで少しでも稼ぎがある場合、この悩みは緩和されます。
とは言っても「何をすればいいかも分からない」と言う人向けにオススメするのが
「クラウドワークス」、「ココナラ」
そして「自分出来る事無いかな・・」って思う方は「データ入力」の仕事がおすすめです。
データ入力の仕事内容は、クライアントから用意されたスプレッドシートに該当のデータを入力する仕事になります。
基本的にはそんなに手間がかからないものが多いです。(案件によって異なります)
実際に自分が1か月片手間にデータ入力をやってみて稼げた金額はこちらです。(作業時間は約20時間程)
2,889円です。時給換算でおおむね「140円」になります。
人に紹介しときながら時給140円かい!
特別に活かせるスキルなどがある場合は初月からもっと稼げると思います。
現在はこの時より1つの案件に対する単価が上がっているので、ゲームなどの時間を減らせば、1万は越えます。
最初の副業で「何をすればいいかも分からない」と言う方にはオススメします。
実際に自分も行っているクラウドワークスへのリンクは以下からアクセス可能です。
まとめ
今回は「自分がなぜブラック企業だと気づかなかったのか?」と「それに対して早く気づくためにどうすべきだったのか?」について書いてみました。
ブラック企業で消耗し続けると、思考回路が回らなくなり脱出する元気も無くなってしまい・・・
最終的に命を落とす人が居るのも事実です。(ニュースなどでたまに見かけますが)
なので、「おかしいなぁ」と思ったら動けるうちに1秒でも早く脱出してほしいと思います。
これがブラック企業に勤めた人間として皆さんに言いたい一言です。
コメント