【入社前に確認したい】ブラック企業を見極める10個のポイント!3回の転職経験から詳しく解説

転職

「ブラック企業には絶対入社したくない」
「今居る会社ってブラックじゃないよね?」
「どこを見ればブラック企業を見分けられるかな?」

私は在職期間や転職時に、上記のことを考えていました。

「ブラック企業」は、働く人に劣悪な労働環境を強いる企業を指すことが多いです。近年聞き馴染みの多い言葉ですが、1つの指標では言い表せません。

また、会社の良し悪しを、新卒で入社した1社目で判断することは、難しいでしょう。

しかし「良い会社」と思っていたのに、働くほど心をすり減らす会社が存在することは事実です。入社試験や面接など、会社に入る際に多くの労力を使うので、ブラック企業だけは避けたいです。

この記事では、3回ブラック企業を経験した筆者が、実体験を元に入社前から見極められるポイントを解説します。「ブラック企業を避けたい」と考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

ブラック企業の定義

ブラック企業という言葉は聞き馴染みが多いですが、1つの指標のようなものは存在しません。本記事では下記の要素を含んでいる会社を、ブラック企業と定義しています。

ブラック企業に多い要素
  • ハラスメントが横行している
  • 社内での問題を放置し続けている
  • 残業代が支払われない
  • 有給が使えない
  • 給料が最低賃金を下回っている
  • 離職率・休職率が高い
  • うつ病を発症する人が多い

ブラック企業と呼ばれる要素は数多くありますが、一度上記を定義として本記事では解説を行いたいと思います。

【入社前に見ておきたい】ブラック企業を見極めるためのポイント10選

「ブラック企業」と呼ばれる会社の多くは、入社しないとわからないです。できることなら入社前に見極めたい方が多いはずです。

私の経験を元に、入社前でも見極められるブラック企業の特徴を10個紹介します。

ブラック企業に多い特徴
  • 転職サイトの口コミに愚痴が多い
  • 会社サイトにBBQや交流会の写真が多い
  • 会社サイトに誤字脱字がある
  • 会社サイトのレイアウトが古い・一貫性がない
  • 常に求人募集を出している
  • 会社サイトが読み手のことを考えていない
  • 会社の人数が減っている
  • 転職エージェントの評判が悪い
  • 会社HPの更新がされていない
  • 仕事内容の説明が曖昧

私の実体験を元に解説を行います。ここで紹介するポイントに注意して、企業分析を行ってみましょう。

転職サイトの口コミに愚痴が多い

口コミサイトにネガティブな内容が多い場合は、ブラック企業である可能性が高いです。

転職サイトやGoogleマップのレビューなど、口コミを投稿できる場所があります。特に転職サイトは、元社員が生々しく実態を書いているケースが多いです。

数人レベルであれば、会社の意向と合わなかっただけの可能性もあります。しかし、ネガティブな内容が何個も書かれている場合、労働環境が悪いことを疑った方がよいでしょう。

たとえば、私が過去在籍していた会社の口コミサイトには、下記の内容が多く書かれていました。

過去在籍していた会社の口コミ
  • ハラスメントや社内問題を放置する
  • トップダウンが激しく風通しが悪い
  • 視野が狭い人多いので客観性のある人が辞めていく
  • 女性が長く働ける環境ではない
  • 残業をしても生活が厳しい
  • 上司が仕事を教えてくれない
  • 年功序列で実力ある人が損をする
  • 有給が取りにくい

他にもありますが、口コミサイトには多くの声が集まっています。

近年では、ネガティブ過ぎる内容は削除されるケースが多いです。その上で、ネガティブな内容が数多く掲載されているということは、労働環境の悪さを物語っていると言っても過言ではないでしょう。

口コミサイトを確認し、ネガティブな内容が多い場合は、労働環境が劣悪である可能性が高いです。企業に応募する前に、確認することがおすすめです。

会社サイトにBBQや交流会の写真が多い

会社のサイトやSNSにイベント系の写真が多い場合、仕事上でのメリットが少ない可能性が高いです。

ブラック企業の代名詞として「アットホームな職場」は聞いたことがある人が多いでしょう。交流会の写真が多く、仲の良さを売りにする会社の背景には、仕事上で良いところがないケースが多いです。

たとえば、客観的に会社がよいと判断できるポイントの一例は下記のとおりです。

よい会社の特徴

上場している
働きやすい職場として表彰されたりニュースになった
実績のあるサービス・製品を取り扱っている

一部だけ取り上げましたが、客観的によいと思える会社の特徴は数多くあります。人と同じで、会社にはそれぞれのよさがあるはずです。

しかし、仕事のことにはほとんど触れず、仲の良さやイベントが活発なことを全面的に押し出してくる会社があります。仕事のことに触れない理由の大半は、仕事上でアピールできることがないことです。

会社は遊びに行くのではなく、仕事をするための場所です。仕事のことに触れず、イベントのことを全面的に押し出してくる場合、必ず何かの理由があります。

会社の仕事のよさを自社のサイトやSNSなどの媒体で触れない場合は、ブラック企業である可能性が高いです。

会社サイトに誤字脱字があり文字の統一性がない

会社のサイトに誤字脱字がある場合、労働環境に目を向けていない企業である可能性が高いです。

会社サイトにはあいさつ文やインタビュー記事など、何千字もの文字があります。通常、人が手で入力するものなので、どこかで誤字脱字があることはあるでしょう。

公開前に会社内部のメンバーで隅々まで確認することが一般的なので、多くの場合誤字脱字がある状態で公開されることはないです。

しかし、サイト内の誤字脱字を残したまま、一般公開している会社があります。たとえば、私が過去在籍していた会社サイトでの誤字脱字は下記のとおりです。

実際にあった誤字脱字

人情が篤い人が多い

こちらは「人情が厚い」が正しいです。こちらを一例に、誤字脱字を残したまま放置されている場合、経営層が社内のことに目を向けていないケースがほとんどです。

他にも、下記にあてはまる場合も注意することをおすすめします。

怪しい会社のサイトによくある特徴

文字やアルファベットの全角と半角が統一されていない
改行がおかしい
インタビューの文字数が人によって極端に違う

あいさつ文やインタビュー記事は、社内の人ではなくサイトを訪れた社外の人が見るケースが9割以上です。会社HPの誤字脱字の放置や、読みやすさに対する配慮がない場合、社内環境に目を向けていることはないと言って過言ではないでしょう。

アルビオン
アルビオン

個人の経験談ですが、社員インタビュー記事で誤字脱字がある場合、特に危険度が高いです。

会社サイトのレイアウトが古い・一貫性がない

サイトのレイアウトを古いまま放置している場合、社内環境を気にしていない確率が高いです。

HPは会社の「顔」とも呼べるもので、外部の人が抱く第一印象を大きく左右します。人にたとえるなら、身だしなみのようなものです。

第三者からの印象を軽視する社風の会社は、社内の労働環境についても無関心であることが多いです。

たとえば、20年近くデザインを更新していない場合や、特定のページだけレイアウトが変わっている場合は、管理体制に問題があるかもしれません。

見た目を全く気にかけていない会社は、外部からどう見られるかを気にしていない証拠と言えます。サイトデザインが古いことや、レイアウトが不揃いの場合は、注視しましょう。

常に求人募集を出している

中途採用の募集をとめられない会社は、下記のどれかの理由に該当します。

常に求人募集を出している理由
  1. 入社したいと思えない
  2. 人が入ってもすぐに辞める
  3. 会社が規模拡大・成長を続けている

「3.」の会社の規模拡大に伴う求人の場合には、何も問題はないです。また「3.」の場合ではニュースやSNSなどで規模成長していることを知られます。

しかし「1.」「2.」のように人が定着していない場合は、必ずネガティブな理由が潜んでいます。規模拡大していないのに人の募集をとめていない会社は、ブラック企業である可能性が高いです。

会社サイトが読み手のことを考えていない

会社のHPが全体的に読みづらい場合、注意が必要なサインかもしれません。

会社のサイトを見る人の多くは、求職者や取引先などの社外の人です。社外の人が見に来るHPの配慮が欠けている会社は、社内の従業員に対しても気配りができていない傾向があります。

たとえば、1ページに情報量が多すぎて、何度もスクロールしなければならないサイトは、読み手への配慮が欠けているといえます。

また、サイト内のコンテンツが重く読み込み速度が異常に遅い場合や、スマートフォンで見づらい場合も要注意です。

外部の人への気づかいが欠けている場合、社内の労働環境のことを考えていない可能性が高いです。応募前に会社のHPを見て、読み手のことが考えられているサイトデザインなのか確認しましょう。

会社の人数が減っている

会社の総従業員数が年々減っている企業は、ブラック企業である可能性を疑いましょう。

本当に働きやすい魅力的な会社であれば、辞める人よりも入社してくる人の方が多いです。退職者が出てもすぐに補充されるので、従業員数は維持されるか増えていくのが自然です。

しかし、社員が次々に辞めていき合計人数が減っていく会社は、働く環境に問題がある証拠といえます。

気になる会社があるときは、会社のHP総従業員数を定期的にチェックしましょう。過去の従業員数を調べたいときは「ウェイバックマシン」というツールで、以前の会社HPを確認できます。

アルビオン
アルビオン

実際に、私が以前勤めていた会社では、5年間で全体の人数が30人ほど減少していました。

従業員数の推移を調べることで、会社で働いている人の定着率を確認できます。入社してから後悔しないためにも、会社の人数が減っていないか必ず確認しましょう。

転職エージェントの評判が悪い

転職エージェントの評判が悪い企業は、ブラック企業である可能性が高いです。

エージェントは、多くの求職者から内部事情を聴いているため、会社のリアルな情報を持っていることが多いです。転職エージェントからネガティブな話が出た企業は、働く環境に問題がある可能性が高いです。

たとえば「上司のパワハラに関する相談が多い」といった、求人票だけではわからない内部事情を持っていることがあります。

多くの会社事情を聞いてきたエージェントからネガティブな話が出た会社は、ブラック企業の可能性が高いです。

転職エージェントからの評判も、ブラック企業を見極めるための重要な判断材料として活用することがおすすめです。

転職エージェントからの評判なので、新卒で企業を探している人には向かない方法かもしれません。

会社HPの更新がされていない

会社のホームページが長い間更新されていない場合は注意が必要です。

企業は、最新の活動や採用情報などを定期的に発信して、信頼構築や認知拡大を行っていることが多いです。HPを放置しているのは、そもそも発信できる内容がないか、更新の重要性を理解していない可能性があります。

アルビオン
アルビオン

特に、数年間「お知らせ」が一切追加されていない企業は、注意深く見ましょう。

なお、更新が頻繁に行われているからといって、ブラック企業ではないとは言えないです。

情報の鮮度を保てない企業は、社内の業務管理や従業員への配慮も不十分である可能性があります。

HPの更新頻度は、会社の成長性や管理体制を知るポイントの1つです。入社を検討する際は、会社のホームページが定期的に更新されているかを確認しましょう。

仕事内容の説明が曖昧

ブラック企業の業務内容は、過酷であることが大半で、純粋に記載すると人が来ないことが多いです。

そのため、実際の業務内容が求人票の記載と大きく異なっていることがあります。他にも、離職率の高さから教育体制が整っておらず、入社後の業務イメージを伝えられない企業も存在します。

アルビオン
アルビオン

実際に私が最初に勤めた会社では「電気の事メインで仕事してもらいます」と伝えられていました。しかし、実際の業務内容は、説明会の時点では伝えられていませんでした。

5年間いましたが、実際に電気の仕事をしたのは、全体の1%くらいだったと思います。電気の技術職で入社しましたが、9割方は接客系の仕事でした。

説明の場で、仕事内容の抽象度が高い場合は、企業がブラックであるサインの一つかもしれません。明確な業務内容の説明が得られない企業への入社は、慎重に検討することが大切です。

ブラック企業に入社してしまったら社内の改善の努力は不要

実際に入社した会社がブラック企業だと思ったら、心身の健康を優先して逃げ出すことがおすすめです。

企業研究や分析を行っても、実際に入社してみたら「ブラック企業だった」となることはあるでしょう。

深夜まで残業をしていることや、ハラスメントが横行していることがあるかもしれません。実際にブラック企業に直面した場合は、会社情勢を改善する努力よりも、逃げ出すことが重要です。

アルビオン
アルビオン

個人の意見ですが、企業文化というのは1社員が動いても変えることは難しいです。動く社員が役員ではなく平社員である場合、ほぼ確実に不可能だと思います。


社長や経営者が本気で動いても、簡単に変わるものではないです。

また、会社には職場環境やハラスメントなど、仕事に関する悩みや問題を相談できる窓口が設置されています。ブラック企業では、形だけの窓口が存在するだけで、相談しても何も対応されないケースがほとんどです。

ブラック企業を変えようとすると、心身に支障をきたす可能性が高いです。ブラックな労働環境を変えようとせず、別の会社に移りましょう。

ブラック企業にいる場合に取りたい行動3選

ここでは、ブラック企業にいる場合に取りたい3つの行動を解説します。

ブラック企業にいる場合の行動3選
  • 転職活動を始める
  • 副業する
  • 記録を残す

もし「今の会社ブラックだ」と思った場合は、ここで紹介する内容を参考にしてください。

転職活動を始める


転職活動を始めてブラック企業を抜け出す準備をしましょう。

ブラック企業で長く我慢し続けてしまうと、身体を壊したり、精神的に病んでしまったりする可能性が高いです。転職活動を始めて、できる限り早くブラック企業を抜け出しましょう。

アルビオン
アルビオン

転職する際に「経歴に傷がつく」と悩む人もおられるかもしれません。個人的な意見ですが、経歴の傷よりも心身の健康状態の方が重要です。体が健康でないと働くこと自体が困難になってしまいますからね。

なお、初めての転職の際は「どうやって進めればいいんだろう」と迷う人も多いです。そんな時は転職エージェントの活用をおすすめします。

エージェントを活用することで、面接の日程調整や提出書類の添削など、転職活動全般をサポートしてくれます。

無料で利用できるサービスが多く、専任のキャリアアドバイザーがサポートついてくれることが多いです。実際に次の職場が決まるには1~3ヶ月ほど要するため、転職活動は早めに始めておきましょう。

副業する

副業を始めて、経済的な不安を取り除きましょう。

仕事をする理由は、誰もがお金のためだと思います。収入源が会社の給料だけの場合「辞めたら生活できない」という経済的な不安にかられるでしょう。この不安こそが、劣悪な環境から抜け出せない大きな原因の一つです。

しかし、すき間時間を活用して副業に取り組んでおくことで、本業だけに依存しない収入源を作れます。

たとえば、ライティングや動画編集などの副業であれば、パソコン一台でできるため時間や場所に縛られません。駆け出しの頃は単価が低いかもしれませんが、スキルアップしていくと月5万円の副収入を得ることも夢ではないです。

得意なスキルを活かせる副業であれば収入を得られるチャンスが大きく、軌道に乗れば本業にすることも可能です。

収入源が給料だけだと「会社を辞めたら生活できない」という不安から劣悪な環境に居続けることで、心も体もすり減ってしまいます。月に数万円の副収入があれば心の余裕が生まれるため、落ち着いて転職活動を進められるでしょう。

本業だけに依存しない収入源を持つことができれば、将来的な転職や退職の際のリスクを減らせます。

記録を残す

サービス残業を証明するものや、パワハラの被害を証明するメールの文章、会話のやりとりなど、証拠を集められるだけ集めておきましょう。

ブラック企業は、辞めることだけにフォーカスされがちです。しかし、法律違反にあたる労働問題の証拠を集めることで、法的措置を講じることができます。

たとえば、サービス残業の証拠としては、タイムカードやメールの送信履歴などがあげられます。未払いの残業代については、請求することが可能です。他にも、パワハラの証拠としては、音声の録音や日記などを残しておきましょう。

なお、ブラック企業は不法行為を隠ぺいしようとさまざまな手段を使ってくるので、退職前に証拠をしっかり集めておきましょう。しかし、心身の健康を損なうような企業であれば、すぐに辞めることが最も良い選択です。

ブラック企業を避けてよい人生を

会社に入社する際は、色んな試験や面接などを通過して入ります。面接や試験などの対策に多くの時間を費やすことになることから、ブラック企業で働くことは誰もが避けたいです。

ただ、ブラック企業の見極めは困難で、入社してから気づくケースも少なくありません。しかし、転職サイトの口コミや会社HPの管理状況、求人の常時募集など、入社前でも確認できるポイントは数多く存在します。

もし入社後にブラック企業だと判明した場合も、無理に改善しようとはせず、証拠を残しつつ早めに転職の準備を進めましょう。ブラック企業で無理に働き続けると、心身ともに大きなダメージを受けることが多いです。

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